DAW悪戦苦闘記

DAWやMIDIを通じてDTMを楽しむ記録。MIDI検定試験にもチャレンジするなり。

自動作曲

Magentaによるメロディ生成 (4) コード進行の活用

前回記事の続編、というかおまけ。前回は単純に出だしの単音だけ与えてメロディを生成させてみたが、今回はコード進行の制約を与えるモデルを試用してみる。 daw-jones.hatenablog.com 使用するモデル 今回は、Melody RNN ではなく、Improv RNN を用いる。 …

Amper Music の使用感

以前書き留めた下記記事の続きのようなものではあるが、ちょっと気になっていた自動作曲サービスの Amper Music を触ってみての雑感を軽く書いておきたい。 daw-jones.hatenablog.com なお、利用方法についてはすでに方々で紹介記事が書かれているので、この…

Magentaによるメロディ生成 (3) MIDIデータ生成

随分と間が空いてしまったが、前回の環境構築に引き続き、MIDIデータの生成を試してみる(かなりマニアックです)。 daw-jones.hatenablog.com プリセットの学習済みデータ 有難いことに、Magentaには数千曲のMIDIデータを使って学習したモデル一式が添付さ…

AI活用楽曲をプロがリリースの時代

先週の下記 The Verge の記事は、今偶然にも私自身が色々と自動作曲ツールを渉猟している最中でのニュースだったので、ついに来たかという感慨を深めた一件であった。 www.theverge.com 要は、AIによる楽曲生成ツールを使って曲の断片を作り、独自の工夫によ…

Magentaによるメロディ生成 (2) Magenta実行環境

前回の続き(かなりマニアックです)。 daw-jones.hatenablog.com 前回記事の最後で触れたように、Magentaの実行環境を構築する方法はいくつか存在するが、私は今回はDockerを使った導入方法を選んだ*1。というのも、これが最も単純明快で、かつ既存環境との…

Magentaによるメロディ生成 (1) 資料など

夏休みの自動作曲探求シリーズの終章として、AIベースの楽曲生成モデルをできる範囲で実際に試してみたいと思う。これまでは、アプリやWebサービスの形態でお手軽にすぐ使えるツールのみを少々漁ってきたが、ここから先はMIDIの基本や(若干の)Pythonプログ…

自動作詞作曲ツールのOrpheusプロジェクト

夏休みの自動作曲探求シリーズ第5弾。お手軽ツール編の最後を飾るのは、東大発祥の国産プロジェクトであるオルフェウス (Orpheus) である。 daw-jones.hatenablog.com オルフェウスはあくまで学術研究プロジェクトであるため、いつまで公開が継続するか未知…

AI作曲家のJukedeckに頼む

夏休みの自動作曲探求シリーズの第4弾。 daw-jones.hatenablog.com 今回は、真打登場というべきか、AIを駆使した最新技術による自動作曲サービスのJukedeckを試すとする。 www.jukedeck.com 使い方 まずユーザ登録が必須で、サイト訪問時に最初に表示される…

バッハ気分に浸るツール

夏休みの自動作曲探求シリーズの第3弾。 daw-jones.hatenablog.com 今回は、アルゴリズム作曲ツールの変わり種である Abundant Music を試してみる。これは一言で言えば、バロック音楽生成機である。 最初にサンプルを聞いた方が雰囲気が伝わると思うので、…

WolframTonesの不思議な世界

夏休みの自動作曲探求シリーズの続き。 daw-jones.hatenablog.com 自動作曲とかアルゴリズム作曲と呼ばれる分野では、近年はニューラルネットをベースにした機械学習モデルが主役に躍り出た感があるが、それ以外の手法を使ったモデルも結構昔から多数存在し…

Chordana Composer よりMIDIデータ生成

前回記事を受けて、Chordana Composer のMIDI書き出し機能を試してみたので概要や特徴などをまとめておきたい。 daw-jones.hatenablog.com なお、MIDI書き出しを含めたアプリ全体の機能概要については、2年前の記事だが下記「DTMステーション」のレビューも…

自動作曲の探求 - ざっくりと3方策

MIDI検定の受験対策ばかりでは同じようなネタの繰り返しで飽きてしまうので、夏休みの自由課題研究というわけではないが少し趣向を変え、8月末あたりまで当面は自動作曲ツールについていろいろと集中的に探求しようと思う。 興味の動機 私のような素人かつDT…