Studio One
私も愛用している Studio One がついに、というかやっとバージョン6へ更新された。 www.dtmstation.com しかしよく見ると、今回リリースされた新機能のほとんどはProfessional版でしか利用可能ではないので、すでにProfessional版のバージョン5を使用中のユ…
小ネタですが、結論はタイトルの通りで、無償Prime版からArtist版に上げて授かったご利益の一つ。 Prime版にはLimiter2が同梱されていないため、音割れ防止などのためのマスター音圧調整がなかなか捗らず苦心惨憺した記憶がある。たとえばStudioOneを援用し…
早速 Studio One 5.4 のArtist版をM1タイプの MacBook Air に入れてみたが、導入にあたって気づいた点などをいくつか記録しておきたい。今後初めて購入されるユーザの参考になれば幸いである。 購入決済の手続き 英語が苦にならないのであればPreSonusの本家…
先日ついに Studio One がAppleシリコンM1のネイティブ対応版としてアップグレード発売となった。今までM1ネイティブの主要DAWとしては、Apple提供の Logic Pro X しか選択肢がなかったため、ユーザにとっては飛び上がらんばかりの朗報、大きな進歩だと思う…
ちょうど4日前の12日、Studio One 5 の無償Prime版がついに公開され、My PreSonus 経由で自由にダウンロードできるようになった。インストール方法などについては前バージョンの時と変わりはないが、一応以下の記事を参考にされたい。 www.phileweb.com www.…
最近は仕事だなんだといろいろ忙しくてDAW弄り趣味からはすっかり遠ざかっていたところ、先週になって Studio One がバージョン 5 にメジャー・アップグレード、との喜ばしいニュースが目に飛び込んできた。なお、無償版 Prime の公開はもう少し先の8月に入…
本記事は一応 Studio One を前提にして書いてはいるが、他のDAWであってもおそらく編集プロセスは同様であろうと思われる。すなわち、簡単なポリリズムの展開方法について、である。 こんなシンプルな原理が今の今までなぜ気づかなかったのか、自分でも不思…
間が空いてしまったのだが、毎年恒例で DTM Station 同様に実施されているSleepfreaksの本邦DAWユーザ調査結果が先月末に公表された:sleepfreaks-dtm.com ネット上の自由アンケート調査なのでバイアスが入り込んでいることは否めず、あくまでも推計に過ぎな…
GarageBandは豊富なループ素材を無償で利用可能なところが重宝するのであるが、これを Studio One (Prime) 上でも引用したい時がある。 やり方は非常に簡単で、右側サイドメニューのブラウズ (Browse) から Files タブを選択し、ループ素材の保存場所を探し…
先月に中間アップデートにしてはかなり多数の機能改修を実施した Studio One 4.5 であるが、Sleepfreaks の以下紹介記事で要点が簡潔にまとめられていたので、備忘録的に記しておきたい。 その前に。この種の機能改修にはありがちと思うが、5月末に早速バグ…
つい先日の5月22日に、Studio One 4 が 4.5 へ無償アップグレードされた。バージョン4のメジャー・アップグレードからちょうど1年ぶりの中間アップデートとなり、いくつかの新機能についてはPrime版でも利用可能となっている。 70以上の新機能追加ということ…
昨年12月月間に実施された「DTMステーション」によるDAW国内シェア推計調査の最新結果が公表され、大変興味深い。個人的には半ば予想通りというか、さほど意外性がないように思える側面もある。 www.dtmstation.com Studio One シェア拡大の最大要因は、上記…
小ネタだが、面白い動きだと思ったので紹介がてらのメモ。 最近のソフトウエアの販売モデルとして、使いたい期間だけを必要に応じて支払うといういわゆるサブスクリプション型が結構増えてきているように感じられるが、Studio One もその仲間入りを果たした…
このところMIDI検定ネタが続いてしまったが、かなりニッチなテーマゆえ*1、1級到達により本記事でそろそろ一区切りということにしようかと思う。 daw-jones.hatenablog.com また、MIDI検定の受験アプローチについては下記記事でほぼ書き尽くしたと考えられる…
以下記事の続き。最後の締めくくりとして、割と苦労した音源・音色について書き記す。 daw-jones.hatenablog.com 毎度お馴染みの西洋管弦楽器系については Studio One 付属の Presence XT サンプリング音色で十分対応可能であるが、今回楽曲で一番課題となっ…
以下記事の続きで、Studio One 4 (Prime版) のもう一つのエディター新機能であるパターン・モードについて簡単に検証してみたい。 daw-jones.hatenablog.com なお、本機能の概要については、例えば以下の解説動画がとても参考になるのでそちらを参照してもら…
下記の前回記事で指摘の通り、Studio One 4 Prime版で公開されたエディターの新機能としては、ドラム・エディターとパターン・エディターの2種類がある。今回は、前者のドラム・エディターについて簡単に検証してみる。 daw-jones.hatenablog.com バージョン…
待ちに待った Studio One 4 の無料Prime版が本日よりPreSonusの本家サイトで公開、ダウンロード可能となったようである。前のバージョン3を本家サイトより落としてインストールしていたユーザはメール通知があったかと思う。私も早速アップグレードしたので…
MIDI検定1級の2017年課題曲演習を終えた締めくくりとして、最後のまとめやその他気づいた点などを書いておく。 daw-jones.hatenablog.com 私はこれまで2011年(ポップ・ロック)、2013年(ビッグバンド・ジャズ)、2016年(クラシック)と来て2017年課題曲(…
以下記事の続きになるが、Studio One の重要な仕様を指摘しておきたいので、別出しの一般記事として書くことにする(ちょっとマニアックです)。 daw-jones.hatenablog.com 途中の音色変更とMIDIデータ 同一楽器パート(トラック)において途中の音色変更を…
MIDI検定1級2017年課題曲の要所ポイントを書き記すシリーズの最後として、今回はエレキのパートに注目してみたい。 daw-jones.hatenablog.com 本曲のエレキに関しては、大きく分けて2種類の勘所がある: ピッチベンド・コントロールを使ったベンディング(チ…
下記記事を受けて個別の注目箇所を引き続き書き記していく。 daw-jones.hatenablog.com 今回は、バイオリンのトレモロ (tremolo) とトリル (trill) につき復習を兼ねて再度書き記す。 両者とも1級では何度もお目にかかる必出表現だが、私が調べた範囲では2級…
下記記事を受けて個別の注目箇所を引き続き書き記していく。 daw-jones.hatenablog.com 今回は、ピアノ・パートに出現する若干トリッキーな和音演奏の小節を取り上げる。具体的には、以下譜例のように高音部と低音部で一部のノートが重複しているケースであ…
以下記事の続きで、MIDI検定1級2017年課題曲の演習というテーマに沿って、今回より個別具体的な打ち込み表現のポイントなどを追々書き足していくことにしたい。必ずしもMIDI検定に限定されない制作一般的なtipsも多く混ざっていると思うので、自主制作のヒン…
Studio One で書き出し保存したSMFを Domino で読み込んでチェックすると、数は少ないものの所々でノートオンのタイミングとなるティック値が微妙にズレていることがある。計算誤差なのかどうか原因は不明なのだが、ほとんどは1ティックだけ前後にズレるケー…
Studio One はバージョン4に上がるまで有償Professional版の購入は控えた方がよいだろうと昨年はずっと粘り続けていたのだが、本日遂にバージョン4リリースの発表があった。たぶん秋のバーゲン・シーズンにぶつけてくるのではないかと想定していたので、意外…
時の経過は速いもので、本年度MIDI検定1級試験の本番までいつの間にやらあと3ヶ月となった。そこで一応最後の演習・準備として、昨年2017年度の課題曲を実践演習することにしたい。 個別詳細なテクニックや注意点などについては演習がてら順に追記していくつ…
以下の元記事に対して id:psycholococolo さんよりコメントを頂き、Studio One の場合の対処方法をご教示くださったので、謝意を述べるとともに、本記事で改めてまとめておきたい。 daw-jones.hatenablog.com 別のソングで使った特定トラックの設定(音源音…
MIDI検定2級に無事パスしたついでに、私がこれまでに辿った学習方法や実技制作のアプローチなどに関して要点を簡単にまとめておこうと思う。今後受験される方の参考になれば幸いである。 daw-jones.hatenablog.com daw-jones.hatenablog.com 1次と2次の対策…
先月末あたりにはてなブックマークでバズっていた以下の記事と、その記事より引用されている参照記事を一読しての感想をメモ書き程度にちょこっと記す。 note.mu 追加の参照記事: 収録レベルの話:Studio Gyokimae 音圧アップ競争のバカバカしさについてはま…