DAW悪戦苦闘記

DAWやMIDIを通じてDTMを楽しむ記録。MIDI検定試験にもチャレンジするなり。

Tracktion

Tracktion 6 新機能概要メモ

Tracktion 6(以下T6)が無償版になったので、早速前バージョン5よりアップグレードして主たる新機能をざっと確認してみたので備忘録として簡単にメモ書きしておく。 daw-jones.hatenablog.com T6無償公開前後からおそらくTracktionを検索キーワードにして本…

Tracktion 6 が無償版になった

昨日たまたま Tracktion の本家サイトをチェックしていたら、Tracktion 6 (以下T6)が無償提供され始めたことを発見して驚いた。以下の記事でもレポートされているが、まだ日本のメディアでは報じられていないようである。なお、既存登録ユーザは通知メール…

Waveformの機能概要資料

ここ最近は制作実習でも Studio One べったりだったのでちょっと久しぶりにTracktionあるいはWaveform絡みの備考を。 旧Tracktionではミキサー・コンソール・ビューを敢えて省いていたせいもあり、導入を敬遠していたユーザがかなり多かったのではないかと推…

ギターのストローク表現 (つづき)

前回記事の補足。 daw-jones.hatenablog.com ギターのコード・ストロークに関しては、MIDI打ち込みでもある程度はシミュレート可能だが、近年ではサンプリング音源を使ったさらにリアルな再現方法の方が一般的だと思われる。 そこで今回は音源の一例としてプ…

MIDI検定実技対策のワークフロー

MIDI検定試験の実技対策用ワークフローが概ね固まったので、2級と1級あわせて下記の通りにまとめておきたい。 Domino と Studio One 3 Prime(以下S3)および Tracktion 5(以下T5)を組み合わせた手順で少々込み入ってはいるが、全工程で無償ツールを活用し…

Studio One と Tracktion の使い分けについて (再考)

MIDI検定1級課題曲サンプル*1やリミックス自主制作*2などで何度か聴き比べた結果、Studio One 3 Prime(以下S3)で制作したオーディオは、やはり Tracktion 5(以下T5)でミックスダウンし直した方がいい、という結論に到達した。 下記記事の通り、作業効率…

ドラムのパーツ分解と編集方法おさらい

今回も下記記事の補足を兼ねて、ドラムのパーツ分解出力とその編集方法について追記しておく。例によって、Studio One 3 Prime(以下S3)と Tracktion 5 (以下T5)の使い分けと役割分担が必要になってくる。 daw-jones.hatenablog.com MIDI書き出し(S3) + …

Studio One と Tracktion の使い分けについて

前回記事の補足で、Studio One 3 Prime(以下S3)と Tracktion 5(以下T5)の使い分けについて再考する。実際のところ、S3の方をミックスダウン編集に使った方が効率的ではないか、という件について。 daw-jones.hatenablog.com 追記 再検証の結果、音質の問…

弦楽器で強いアタックを表現する方法

弦楽器のサンプリング音色で苦労するのがアタックの強弱表現である。弦楽器は総じて発音の立ち上がりが遅いのでベロシティの効果も薄く、特にレガート系の音色はそのまま無加工ではfpなどの強弱を表現できない。 音源によっては細かなアーティキュレーション…

Waveform紹介記事

DTMステーションにてWaveformの紹介記事が掲載されていたので、以下参考まで: www.dtmstation.com 私も年内に無償版の Tracktion 5 から Waveform に乗り換えようかと検討中だが、やはり最大の注目機能はコード・ヘルパーである。この機能概要は上記記事でも…

リミックス演習の題材

リミックスは、オーディオ素材の編集加工や、ミキシングおよびマスター編集のスキルアップに最適の演習課題だと思う。と同時に、プロの楽曲構成・音色加工技術を詳細に分析して自分の血肉とする良き機会でもある。完全オリジナルと丸コピの中間という塩梅も…

CPU過負荷対策のためのレンダリング (Tracktion)

以前書いた記事のフリーズ処理に関して訂正と補足をしておきたい。 daw-jones.hatenablog.com フリーズあるいは書き出しの必要性 リミックスの場合はオーディオ素材が中心を占めるので、再生時のCPU負荷がそれほど上がらずに済んでいたが、MIDI打ち込み楽曲…

TracktionがWaveformへ進化

本年1月の NAMM 2017 ですでに公表されていたようだが、Tracktionシリーズが発展進化してWaveformとして生まれ変わり、本国ではちょうど1週間前の4月3日に正式リリースが公表された。 icon.jp www.tracktion.com ask.audio 遂にと言うべきか、ミキサー・コン…

LoudMaxによる音圧調整

以前書いたミキシングとマスター処理に関する記事に関し、音圧向上の観点から補足しておきたい。 daw-jones.hatenablog.com 前回トライアルでは、音割れを恐れて書き出し時に敢えて正規化(ピーク音量を0dBに強制アップ)しなかったので、書き出したWAVファ…

ミックスダウンとマスタリングの注意点 (Tracktion)

前回記事と若干重なるところもあるが、最終工程であるミックスダウンとマスター編集・WAV書き出しに関し、やってみて得られた知見を改めて整理しておきたい。勘所は他DAWとも大方共通すると思う。 daw-jones.hatenablog.com トラックの整理とバス共通化 ドラ…

オーディオ素材の加工とリミックス (Tracktion)

前回記事の蛇足。お試しの軽い気持ちでいろいろ制作作業をやってるうちにドハマリで、初心者なりに気づいた注意点や T5 (Tracktion 5) の限界などをメモしておきたい。 daw-jones.hatenablog.com 下準備について 素材吟味の重要性 今回は8種類のステムが用意…

Re:animation リミックス・コンテスト

今ちょうど Re:animation のリミックス・コンテストが作品募集中で、私のようなDAW初心者はビギナー部門で練習がてらに応募してみるのもいいかもしれない。特にオーディオ素材の加工編集スキル習得にちょうどよい機会であろうと思う。MIDIばっかりでは面白さ…

複数音源のレイヤー合成 (Tracktion)

Tracktion 5 上での音色レイヤー合成の実現方法について備忘録的にまとめておく。 音色のレイヤー合成とその目的 レイヤー合成とは音色の重ね合わせのことであり、音色に厚みや広がりを持たせる目的でEDM等において多用される。単色では線が細いストリングズ…

クラシック風楽曲の生楽器対応フリー音源

MIDI検定2級実技の場合はGM音源使用でもまったく問題なく、芸術評価がない分、少々音色のクオリティに不満が残ろうが特に対策を打つ必要はないと思われる。しかし、1級実技の2次審査ではそうも行かない可能性が高い。そうなると、例えば2014年の1級課題曲の…

ドラムの各楽器パーツ別トラック分解

過去記事にて将来課題の一つとしてまとめたように、本来ならばドラムについてはキックやスネア等各パーツごとにトラックに分離してエフェクト処理をする必要がある。そうせずに単一トラックでマスター編集した場合、特に不満を覚える大きな問題は、キックが…

TracktionによるMIDIデータ編集 (5)

一応前回まででMIDI検定1級実技対策をも見据えた制作手順の確立と編集スキルの基礎固めは一通り完成できたのではないかと思う。あとは当面の間、2級対策としてひたすら練習曲のMIDI打ち込み演習を繰り返すということになろう。 ただし、SMF制作以外にも今以…

TracktionによるMIDIデータ編集 (4)

前回の続き。今回の作業工程としては、エフェクト処理とWAVファイル出力ということで、いよいよ最終段階である。 daw-jones.hatenablog.com エフェクト処理の基本方針 T5の場合、プラグイン・エフェクトを挿入する対象は、個別のクリップ、トラックおよび楽…

TracktionによるMIDIデータ編集 (3)

前回の続き。今回は、ドラム・キットのプラグインを出力フィルターに挿入して発音させることを試みる。といっても、プラグインの挿入操作自体はソフトシンセの場合とまったく同様であるから、前回記事の繰り返しは避ける。 ドラム・パーカッションの場合はむ…

TracktionによるMIDIデータ編集 (2)

前回の続き。前回は、SMFすなわち楽曲MIDIデータを読み込んだところで終了した。 daw-jones.hatenablog.com 今回は、そのMIDIデータに従ってプラグイン・ソフトシンセを発音させる設定までをやってみる。なお、ドラム・パーカッション系かそうでないかで勘所…

TracktionによるMIDIデータ編集 (1)

今回より、すでに実習で制作済みのSMF(標準MIDIファイル)をDAWに取り込んで編集加工を実践し、一連の作業フローを確立しておこうと思う。これは2級実技では必ずしも必要な作業工程ではないが、芸術評価の加わる1級実技では必須と考えられるので、DAWの習得…

Tracktionのチュートリアル資料

MMLおよびDominoを活用した楽曲MIDIデータの作成と、AudacityによるWAVファイル出力までは一通り制作手順が固まったので、MIDI検定2級対策の基礎は準備完了したと考えてよいだろう。 daw-jones.hatenablog.com 残る課題としては、1級対策を念頭に置きつつ、…

使用予定のDAWソフトなどについて

DAWソフトの選定 Tracktion (T5) に決定 正に群雄割拠の感あるDAWソフト市場だが、どれも一長一短ある上に有償完全版は結構お高いので(数万円の投資を覚悟)、私のような初心者がそうおいそれとお試し買いはできない。少なくとも初期段階では、なるべく機能…