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DAW悪戦苦闘記

DAWやMIDIを通じてDTMを楽しむ記録。MIDI検定試験にもチャレンジするなり。

MIDI検定2級実技対策などについて

MIDI検定2級取得のためには、2段階の試験過程を突破する必要がある(同時期でなくともよい)。すなわち、筆記のみの1次試験と、実技主体の2次試験である。1級は実技審査のみなので、MIDI検定試験の中では2級が最も準備負荷が高い山場となっている。

1次試験: 3級の延長に過ぎない

前者の1次試験については、3級試験の延長線上にあり、試験対策も3級のそれを踏襲しておけば問題ないと思われる。端的に言えば、公式ガイドブックの復習・暗記と、過去問演習の2セットで必要十分である。

なお過去問演習は、2012年以降の現行新制度だけだと6回分(含試行試験)しか利用できず、ちょっと物足りないかもしれない。そこで、旧制度問題も参考までにチャレンジしてみる価値はあると考えている。私も3級対策では旧制度問題も含めて解いてみた。ただし、利用にあたっては以下注意する必要がある:

  • 旧制度問題は、出題範囲がMIDI関連のみであり、新制度に入って重視されるようになったDAWや音響編集・マスタリング、あるいは著作権法等に関する出題は一切ない。逆にMIDI関連の知識問題が現行水準から見るとやや過剰かもしれない(3級もそのような傾向は感じた)。
  • 旧制度問題であってもイベントリスト問題はそっくりそのまま活用できる。
  • 旧制度過去問へのリンクは協会公式サイトより削除されているので、利用はあくまで自己責任で。上記文中リンクはネット検索でたまたま発掘できた次第。そのうちサーバからページ丸ごと完全に削除される可能性はある。

2次実技試験: 技術的正確性のみが評価対象

2級2次の実技試験で問われるポイントは、一言で言えば「MIDIデータとオーディオ・ファイル・フォーマットの正確性」に尽きる。逆にこれ以外は一切評価対象となっていない。これは公式ガイドブックの§6.5「MIDI検定2級2次試験の概要とポイント」でも明記されており、芸術評価も加わる1級実技試験とはここが大きく異なる点である。

ということは、煎じ詰めて考えると、極論すればDAWは不要ということになる(あくまで試験対策上の理屈)。具体的には、Domino(MIDIシーケンサー)と Audacity(音響ファイル編集ソフト)の2点セットで充足する、というのが私なりの結論である。細かいことを付け加えれば、Mac上で Domino によるMIDIファイルの再生音を内部録音するには Soundflower という別のOSSも必要になるのだが、この点は後日詳述する(既に実証済み)。要は、先だってDAWとして Tracktion 5 を導入したものの、実はあまり活躍の出番はないかもしれない。

daw-jones.hatenablog.com

さらにマニアックなことを言えば、楽曲全体のMIDIデータを精確かつ効率良く作成するためには、Domino でもまだ甘いのではないかと想像し、何らかのプログラミング言語によるコーディング打ち込み、およびMIDIファイルへの一括変換作成という手が有効であろう、と妄想を逞しくしている。そこでMMLという必殺技を検討することになるのだが、これについては追って記す。