DAW悪戦苦闘記

DAWやMIDIを通じてちまちまとDTMを楽しむ記録+MIDI検定1級到達記

オクターブの指定について

DominoとMMLを併用する場合のオクターブの合わせ方について、初回演習時に書き漏らしているので、ここで改めて補足しておきたい。

Dominoの環境設定

Dominoでは、メニューバーより ファイル > 環境設定 と進み、「全般(1)」サブパネルを開く。ここの「オクターブ」設定項目で、C4をノート番号60(中央のド)に合わせるよう選択する。MML併用の場合は、C3ではなくC4をセンターにした方が無難である(後述)。

 

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MMLのオクターブ指定

MMLのオクターブ指定は、o (octave) コマンドを使う。MMLでの中央ドが位置するオクターブは、番号4に割り当てられている(o4と記述する)。したがって、Dominoが上記設定の通りである場合、中央位置の数字指定が両方とも4で揃うので覚えやすい、というかこの方が間違いがないだろう。

ベースとギターは、特に指定がない限り、譜面よりさらに1オクターブ下げることが通例である。ただし、DAWGM音源以外を使用する場合、プラグインによってはわざわざ下げる必要はない場合があるので注意する。特にベース音源はそうであるケースが多いように見受ける*1

それ以外の楽器パートについては、8va(1オクターブ上げる)または8vb(1オクターブ下げる)と明示されるはずなので、それに従う。下例では、ピアノの低音部がそれに相当する。

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*1:こういう場合、Tracktionでは MIDI Modifier プラグインを音源プラグインの直前に挿入してピッチ調整できる。