DAW悪戦苦闘記

DAWやMIDIを通じてDTMを楽しむ記録。MIDI検定試験にもチャレンジするなり。

コード進行ツールを作曲支援に使う

1週間ほど前にチャレンジしてみたリミックスの演習は、音響素材編集や楽曲アレンジ、ミックスダウンとマスタリングの面で相当勉強になり、DAWユーザとして一挙に経験値が上がった感触がある。もちろん、楽しいことこの上ないので、私のような初心者はMIDI打ち込みのみならず、早い段階で一度はリミックスもやってみることをお勧めしたい。

daw-jones.hatenablog.com

リミックスの限界 

欲を言えば、このままもう少しリミックスの演習・習作を続けたい気もあるのだが、実は大きな問題が2つある:

  • ステム素材が利用可能でない場合は、楽曲によっては編集が結構難しい*1
  • 当然著作権に抵触するため、習作をSoundCloud等へ気軽にアップ公開することがままならない。

こうした意外なハードルの高さゆえにモチベーションが下がる。ということは、王道の(?)自作曲制作に突き進むしかあるまい*2

補助輪としてのコード進行

一口に作曲と言ってもやり方は様々であるが、天才もしくは音楽の専門トレーニングを受けた人でもない限り、何もない白紙の状態から構築するのは不可能に近い。結局、いつも似たようなフレーズしか思い浮かばなくて、自分で自分に辟易するのがオチである。

そこで、一つの足掛かりとしてコード進行を利用するアプローチはかなり有効であろうと思う。コード進行だけでどんどんDAW上に構成要素を載せていくことで楽曲の骨格を組み上げてしまおう、という目論見である。そこからメロディを想像・創造することは、無から有を産むよりは随分と楽であろう*3

コード進行ヘルパー的なアプリやウェブサービスは世に溢れている中、私が試用してみて気に入ったのは Genkhord である。これはWindowsアプリであるが、Domino同様にWineを介してMac上でも実行可能である(検証済み)。4和音対応で、Mac内臓のGM音源の音色を自由に選んで響きを確認することもできる。(矛盾するようだが)コード進行のお仕着せがましさがあまりなく、いろいろ試行錯誤を自由にできる点がよいと思う。

forest.watch.impress.co.jp

 

これとは逆に、試行錯誤は面倒臭いのでプロ作品のコード進行をまんまパクってしまうか参考にするならば*4、以下のウェブサービスがベストな感じである。これをお題にして曲を作っていくのも一法かもしれない。

chords-map.net

*1:イコライザーやフィルターで処理して無理やり分離することもある程度は可能だろうが、なかなか綺麗にはパート分解できない。Daft Punk じゃないが、サンプリングが関の山か。

*2:お気に入り曲の耳コピという演習・道楽もある。ただし、YouTubeにあれだけコピー演奏作品が堆積している様を見てしまうと、もう何を今さら、という満腹感一杯で、コピー習作は時間の無駄としか思えなくなった。

*3:リミックスをやってみて発見したことの一つは、何かしら下地があれば、自分でも意外なほどアイデアが次々と誘発されうる、ということである。これは詞でも何でもよくて、要はある種の制約条件が課せられれば、かえって創造力に火が点くということだろう。逆に真っ白な状態からそれなりのメロディなどを思いつくのは、少なくとも初心者には至難の技である。

*4:コード進行それ自体に著作権はない。