MIDI検定2級2次試験の筆記テストでは、課題曲の調性を答えさせる問題が出るようである。楽曲の調性は、言うまでもなく五度圏表を理解・記憶していれば判別可能だが、解答時間がかなりタイトなので*1、もっと迅速に判定するテクニックを体得した方がよい。
幸い定番のテクニックが確立しており、内容は繰り返しになってしまうが、備忘録がてら敢えてここに整理してまとめておく。下記記事などを参考とする:
調号の見方(メジャー・キー)
調号がシャープの場合は、
- シャープが付く順番は、ファドソレラミシ。
- メジャー・キー: 最後にシャープが付いた音の半音上。
調号がフラットの場合は、
- フラットが付く順番は、シミラレソドファ(シャープの逆順)。
- メジャー・キー : 最後から2番目のフラット記号が付いた音。
- フラット一つの場合のメジャー・キーは、Fとする。
マイナー・キーの場合
メジャー・キーの短三度下(3半音下)とする。
*1:2次試験筆記テストの試験時間は40分。2次試験の筆記は、おそらく実技の凡ミスに対して下駄を履かせてくれる趣旨もあるのだろうが、1次試験との重複は明白なので個人的にはなくてもいいと思う。