DAW悪戦苦闘記

DAWやMIDIを通じてDTMを楽しむ記録。MIDI検定試験にもチャレンジするなり。

譜面解釈とMIDI表現 (6) グリッサンド

グリッサンド (glissando) も管楽器を中心としてMIDI検定1級課題曲ではよく目にする表現だと思う。2016年課題曲ではバスクラリネットに1箇所だけ出現する(下例参照)。

f:id:daw_jones:20170705214219p:plain

クラリネットグリッサンドは実際には以下の動画のような演奏となる:

www.youtube.com

 

これの再現法は楽器によって異なるが、大別して2種類考えられる。すなわち、32分音符などの半音階等でノートを打ち込む方法と、ピッチベンドで対処する方法の2つである*1。上記実演でもわかる通り、クラリネットの場合はピッチベンドで滑らかに変化させる方がリアルに表現できると思われる。

上の譜例では、5半音分のインターバルを下降している。したがって、同楽器パートの音色ではベンドレンジを "5" に設定し*2グリッサンドの適用箇所において 0 から -1 に漸減させる。その後、次のノートが発音される前に再び 0 に戻すことを忘れないようにする。なお、-1 に振り切るタイミングは、記譜通りに概ね2拍目の頭に来るよう調整すればよい(下図参照)。

f:id:daw_jones:20170709200435p:plain

*1:3つ目としてポルタメント (CC#65) を使う手もある。しかし Studio One の内臓音源 Presence XT では未対応のため残念ながら使えず(Prime版の制約か?)。

*2:異なるインターバルのグリッサンドが複数箇所出現する楽曲の場合はノート打ち込み型の方が楽かもしれない。