DAW悪戦苦闘記

DAWやMIDIを通じてDTMを楽しむ記録。MIDI検定試験にもチャレンジするなり。

DominoでSMF保存した場合の注意点

今になって気づいたのだが、Domino上で各トラックの音色を選択設定した後にSMF保存すると、Domino独自の余計なバンクセレクトMSB/LSBメッセージが挿入されてしまう。

MIDI検定実技では、2級と1級を問わず、レギュレーション違反で減点対象になる可能性があるので、残さずに削除しておくべきと思われる。

現象

Dominoで音色設定すると、SMFに余分なバンクセレクトMSB/LSBメッセージ2行が書き足されてしまう。DominoからSMFとして書き出したものを再度Dominoに読み込んでみると確認できる(下図参照)。

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対策 (1)

この不要メッセージは手動で削除した上で、SMFとして再保存する。多少手間が掛かってしまうが、三度再読み込みして不要メッセージが消去されたかどうか最終確認した方がよいだろう。2級2次試験の楽曲はトラック数が少ないので、このような手動対応でも全然問題ないと思う。

なお、この余計なバンクセレクトMSB/LSBがなくても指定音色(プログラム・チェンジ)によるDominoでの再生は可能である。

対策 (2)

2級にせよ1級にせよ、プログラム・チェンジを含めたシステム・セットアップデータはDominoで再生確認する前に、別途Dominoを使わずに追加する。すなわち、Studio One からベースとなるMIDIデータを書き出したSMFに、Pythonによるバッチ処理でセットアップデータを丸ごと書き込んでしまう。この場合は、Dominoで音色を選択操作する必要が一切ないため、Domino独自のバンクセレクト・メッセージが書き足されずに済む。

トラック数が非常に多い1級楽曲に関しては、このやり方でないと対応が難しいと思う。

確認作業

最終成果物としてのSMFは、再度Dominoに読み込んで、上記のような不要なメッセージが残存していないかどうか検証した方が安心である。念には念を入れるのであれば、さらにPythonのmidoパッケージを使い、SMFの各トラック冒頭部分を目視チェックするとより確実であろう(下記記事参照)*1

daw-jones.hatenablog.com

*1:むろんこれはPythonプログラミングができる人限定。MIDIのイベントリストを閲覧チェックできるDAWであればそれで十分であろう。