DAW悪戦苦闘記

DAWやMIDIを通じてDTMを楽しむ記録。MIDI検定試験にもチャレンジするなり。

MIDI検定1級演習 2011年課題曲 (2) 下準備

MIDI検定1級課題曲演習の続き。今回はMIDI打ち込み前の下準備について。使用DAW例は Studio One 3.5 Prime版(以下S3)とする。

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マーカーとアレンジャー・トラックの設定

2級実技と異なり、1級課題曲はそれなりに長い尺の完成品である。例えば2011年課題曲については、全部で88小節から構成される。

これぐらいの規模になると、MIDI打ち込み着手前には、節目となる箇所へ目印を入れて楽曲の骨格を作り、データ作成時に迷子にならないよう対策しておく必要がある。これは絵画で言えばいわば補助線のようなもので、初級者でも常識の範疇とは思うが、一応基本の基本として認識しておく。

具体的には、譜面記載のリハーサル・マークとページをあらかじめすべて入れる。これは最低限度の目印で、S3ではマーカー・トラックに旗を立てて区分けする*1

さらに、曲調を示す構成注記をアレンジャー・トラックに入れるとよりわかりやすいと思う。2011年課題曲は、Fast Rock、Bossa Nova および Rock の3部構成となっている。この構成にしたがって色分けでもしておくとよい。ちなみにアレンジャー・トラック機能は、つい先月のメンテナンス・アップデートでPrime版でも利用可能になった。

下図は2011年課題曲の場合の一例である。リハーサル・マークをアレンジャー・トラックに入れて色分けしてもよいと思うが、その辺はお好み次第である。なお、譜面照合上2小節目からMIDIデータを入れて行く。1小節目はシステム・セットアップ用に確保されているので空白とする(Studio One にはまったく無関係)。

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テンポ・トラック

1級課題曲はしばしば曲中でのテンポ変更を伴う。これも忘れないうちにあらかじめ入力しておいた方がよいだろう(上例最下段のテンポ・トラック参照)。

2011年課題曲には含まれないが、もし拍子の変更(変拍子)がある場合は、同様に事前入力しておくべきと思われる。

*1:マーカーはSMFにメタイベントとして書き出される。