DAW悪戦苦闘記

DAWやMIDIを通じてDTMを楽しむ記録。MIDI検定試験にもチャレンジするなり。

MIDI検定2級1次試験を受験

本日、第19回MIDI検定2級1次試験(筆記)を無事に受験終了した。

私は1次2次とも半年ほど前に一旦試験対策を終えてしまったため、直前期は知識問題の復習を兼ねて、試験1週間前に過去問の最後の見直しをやったぐらいであるが、この過去問復習は案外有効であったように思う。

daw-jones.hatenablog.com

以下、知識問題とイベントリスト問題に分けて、今回試験の所感を簡単に記しておきたい。

なお、2週間後の16日に協会ウエブサイトにて合格者の受験番号が掲示され、同時に今回の問題と解答が公表されるはずである。その際には問題および解答のリンクをここにも追記しておく。

追記 (2017-12-05)

昨日12月4日に今回試験の問題と解答が公表されたので、以下にリンクを掲載します(いずれもPDF):

知識問題

相変わらず同工異曲の問題が多く、また出題形式に大きな変更はなかったが、いくつか従来見られなかった新出項目があった:

ただし、全体としての難易度に変化はなく、知識問題に関しては満点取れた受験者も多かったのではないか。

イベントリスト問題

今回は、新傾向問題や割とひねった問題が出されたため、例年よりやや難化した印象がある。私も焦ってしまい、これは1問か2問落としても仕方ないかと諦めかかっていたが、制限時間一杯粘ってなんとか解答に漕ぎ着けた次第である。

もっとも、知識問題で大きく減点しなければ、最悪イベントリスト問題を2問落としたとしても合格レベルには到達できるが。

なお、以下は私の思い込み違いで解答が間違っている可能性があるため、正答公表時にまた改めて追記します。

追記 (2017-12-05)

協会発表の上記模範解答と照合した結果、正答はいずれも以下の通りで間違いがないことを確認した。なお、(1)と(3)については別解もOKとのことで、それについても以下に補記しました。

(1) 楽譜1

4つものノート(16分+8分+4分+8分)が繋がっているタイの箇所(9)が誤っていると思われる。ゲートタイムが短い。

このスコアはいわゆる3拍子だが、拍子記号が3/4であり1拍が4分音符相当なので、ゲートタイムは4/4と同様の解釈でチェックできる。

追記 (2017-12-05)

別解として、42、43または44も許されるようだが、拍(Beat)の数字が3ではなく4になっているためである。これは明らかに校正ミス・ミスプリだと思われる。上で述べたように、3拍子のスコアなのでこのようなミスが紛れ込んだようだ(策士策に溺れる、か...)。

(2) 楽譜2

音程をほぼすべてピッチベンド・コントロールで表現するというこれまでになかったスコア形式である。ピッチベンドレンジを12として、1半音(683)、2半音(1365)および3半音(2048)を表現する。実制作を通してピッチベンド・コントロールをある程度使い慣れていないとちょっと面食らう。

調性が F Major であり、Bにフラットが付いていることに注意する。このフラット見落としに起因して、A#2(=Bb2)からA2への1半音変化を誤って2半音としている箇所がある(17)。

(3) 楽譜3

トリル表現が初出題された。しかも拍子記号が3/8であって、否が応でもタイミングのティック値やゲートタイムに神経を使わざるを得ない。

しかしながら、実はトリルは単なる目眩しで、ベロシティがミスの根源だという拍子抜けする結果だった。これまで見た中で一番性格の悪い問題だろうと思う。

トリル過程からトリル後の最後のノートにかけて強弱記号がpからpppに漸減するのだが、その最後のノートのベロシティがpの強さに戻ってしまっている(38)。

考えてみれば、トリル過程でゲートタイムなどをミスっておれば、それ以降のノートもズレてしまって全滅になるので、そういうミスはないという目星は付く。

追記 (2017-12-05)

別解として13も許される。小節番号(Measure)が28ではなく27になっているためだが、これも(1)同様に明らかに校正ミス・ミスプリだろうと思う。いずれにせよ、トリルはまったく無関係。

(4) 楽譜4

本問だけは従来型のオーソドックスなピッチミス(17)を問う。ナチュラル記号を見落とさなければすぐに気づくと思う。

ちなみに、臨時記号の小節内有効というルールを踏まえれば、このナチュラルは本来は不要であるにもかかわらず、親切にも(?)わざわざ付けてくれている。実務上紛らわしい場合は敢えて付ける時もあるようで、1級課題曲スコアでも似たような譜例を目にしたことがある。