DAW悪戦苦闘記

DAWやMIDIを通じてDTMを楽しむ記録。MIDI検定試験にもチャレンジするなり。

スケール主体の作曲アプローチ

以下の小ネタ記事に対する補記。同じような悩みを持った人が多いせいか、本ブログでは割とアクセス上位の記事であるが、iOS版のGarageBandを触っているうちに、初心者はむしろスケール主体のアプローチで取り組んだ方が主題となるメロディーを着想しやすいのではないか、と思うに至った次第。

daw-jones.hatenablog.com

先日はてブ界隈でバズっていた以下の記事を読んでまた同様の感想を持った。ちなみに本記事の種明かしは、いわゆるヨナ抜き5音階スケールということになると思う。

nlab.itmedia.co.jp

音楽ジャンルやらバックグラウンドなど個人差があることは承知の上だが、少なくとも私のような初級者の場合、コード進行だけを単独で取り出して捏ねくり回しても、最初の取っ掛かりとなるメロディとかサビとなるフレーズのようなものがなかなか降りてこないことは多くないだろうか*1

自分で思いつかない場合、最初のメロディ・モチーフはそれこそ自動作曲ツールで生成してもよいが、その際に重要な決定要素となるのは、言うまでもなくスケールである。あるいはiOS版のGarageBandで遊ぶのであれば、Drummer機能でリズムを自動生成・再生させた上、指定キーとスケールで適当に鍵盤タップしてみてグッとくるフレーズができれば録音(MIDI記録)、という手順でもいい。

この最初のモチーフができ上がると、それを膨らませたアレンジ展開に関してはコード進行理論が非常に強力なヒントを与えるので、スケールもコード進行も表裏一体で共に助け合う関係にある。この辺は専門家にとっては至極当然の結論だと思うが、教則本やウェブ・チュートリアルなどを眺めていると、どうも定番のコード進行があまりにも前面に出過ぎで、自由な発想ができないかもしれない、と感じたところである。

*1:常時そうだと言うつもりはないが。また、テクノとかミニマリスト等々、ジャンルによっては気持ちの良い同一のコード演奏だけを延々と繰り返すスタイルもあるので、コード進行だけで様になることもある。