昨日来TechCrunchなどでちらほらと報じられていたように、SoundCloudがVCや投資ファンドから追加資本を得て当面はなんとか食いつなげる道筋をつけたようである。
マネタイズのための仕組み化と販促が最大の経営課題だろうが、40%解雇という大規模リストラの直後なので、残った社員の士気やモチベーションをどう維持していくかという組織運営上の問題もあり、なかなか前途多難だろうと思う。
新CEOは元VimeoのCEOということで動画分野への進出も憶測として取り沙汰されているように見受けるものの、それをやると経営リソースを分散させてしまう上にYouTubeと真っ向勝負になって勝ち目がないので、たぶんないだろう。
私のようなカジュアル・ユーザが一番懸念するのは、収益化重視に伴って有償プランがどこまで拡大されるか、という一点に尽きる。無償プランの許容範囲がまともに使えないほどに狭まると、じゃぁYouTubeでいいや、ということになってしまい、ユーザが離散してしまうジレンマを抱える。