DAW悪戦苦闘記

DAWやMIDIを通じてちまちまとDTMを楽しむ記録+MIDI検定1級到達記

Studio One がバージョン4にアップグレード

Studio One はバージョン4に上がるまで有償Professional版の購入は控えた方がよいだろうと昨年はずっと粘り続けていたのだが、本日遂にバージョン4リリースの発表があった。たぶん秋のバーゲン・シーズンにぶつけてくるのではないかと想定していたので、意外に早い時期のタイミングとなりちょっと驚いた。

UIやマニュアル類がどうしても日本語でないと困るユーザは、代理店のMI7サイトよりダウンロードすればよい。英語メニューでも全然問題ない人は本家サイトから直接ダウンロード購入できる。

バージョン4の新機能概要

新機能については、以下のページで概要を把握できる。

www.mi7.co.jp

または、DTMステーションの下記記事も参考に。

www.dtmstation.com

個人的に注目の新機能は、以下の3つである:

  1. コード・トラックとハーモニー編集
  2. インストゥルメントとドラム・エディター
  3. ドラムとメロディのパターンによるパターンベースのアレンジ機能

1のコード編集支援機能は、Waveformのそれに対抗する類似(というか遥かに凌駕する)機能であるが、おそらく他メーカーのDAWもこの種のコード・ヘルパーは当たり前の仕様になってくると思われる。さらに妄想すれば、そう遠くない将来にAI自動作曲支援機能に進化するまであと一歩だろう。

www.youtube.com

2と3はいわゆるステップ・シーケンサーの発展版のような感じに見えるが、Studio One 3.5 に欠けていると不満に思っていた機能の一つではある。ドラムとパーカッションの打ち込みは相当程度効率アップすると思われる。またリズム・パターンの試行錯誤をやりやすくなるだろう。

なお、Prime版では2および3はサポートされるが、1は入っていない。

www.mi7.co.jp

Prime版について

機能限定の無償Prime版については、6月か7月あたりのリリースを予定しているらしく、残念ながら現時点ではまだダウンロードがお預けとなっている。これは本家の英語版でも同様である。

www.mi7.co.jp

Pro版購入時期について

あまり大っぴらには書けないが、比較的値が張るProfessional版に関しては、今すぐに必要だというユーザ以外は秋のセール時期まで購入を待った方が良いかもしれない。というのも、キャンペーン・セールの時期だと、Professional版を大幅に値下げ*1販売することが期待できるからだ。

また、メジャー・アップグレードに付き物のバグ修正等を経て、ある程度安定してから導入する方が得策だろうという考えもある。

私もPro版に関しては今すぐには飛びつかないでおく腹づもりだが、Logic Pro X も魅力的だし、Waveformは付属のシンセがなかなかユニークで面白そうだし、ますます迷ってばかりの昨今である。

 

*1:昨年は確か Logic Pro X に近い価格にまで値下げしていたと記憶する。