DAW悪戦苦闘記

DAWやMIDIを通じてDTMを楽しむ記録。MIDI検定試験にもチャレンジするなり。

MIDI検定1級演習 2017年課題曲 (4) トレモロとトリル

下記記事を受けて個別の注目箇所を引き続き書き記していく。

daw-jones.hatenablog.com

今回は、バイオリンのトレモロ (tremolo) とトリル (trill) につき復習を兼ねて再度書き記す。

両者とも1級では何度もお目にかかる必出表現だが、私が調べた範囲では2級実技では取り上げられたことがないため、1級挑戦者は課題曲を使って一度は演習しておいた方がよいと思う。

トレモロ

トレモロの基本は下記記事の通りである。

daw-jones.hatenablog.com

2017年課題曲では、第1および第2バイオリンとヴィオラの3パートで35小節目に1箇所のみ出現する。ここでは8分音符に対して旗が1本追加の状態なので、結局16分音符刻みということになる。

しかしながらBPM=136でこの刻みだと、アタックの弱いレガートのバイオリン音色ではほとんど聴き取れないと思う。より丁寧に表現するのであれば、アタック強めの別音色で追加補強してもよいが、他のパートと重ねて再生すると結局聴き分けられないので、補強せずにそのままにしておいてもよいかと思う。

トリル

トリルの基本は下記記事の通りである。

daw-jones.hatenablog.com

2017年課題曲では、第1および第2バイオリンの31小節目から34小節目にかけて1箇所出現する。4小節にわたり強弱を伴ってかなり長めに演奏し、目立つ要所なので手抜きはできないところである。

上記の過去記事に補足すると、親音符に対する2度上の音は、特に指定がない限りはあくまでスケール上の隣り合う音ということである。本曲の場合は C minor のスケール上の音を選ぶ。

刻みは本曲では32分音符が妥当であろう。一般的には楽曲のテンポ次第なので、自分の耳で聴いて確認し、判断を下すことになる。

使用音源にもよるが、強弱表現に関してはベロシティだけでははっきり聴き取れるほど明確に再現しきれないと思うので、トラック・ボリュームをオートメーションで上下させてメリハリつける必要がある。特に fp 記号はベロシティ単独では表現できない。この辺はバイオリンのみならず他の楽器パートも同様である。