DAW悪戦苦闘記

DAWやMIDIを通じてちまちまとDTMを楽しむ記録+MIDI検定1級到達記

夏が来れば思い出す... MIDI検定1級の季節到来

Logic Pro X を買う、買うと言いつつ、積読になってる本やら未再生podcastやら未鑑賞映画どもを消化することを優先すべきと、そのお楽しみは来月に先延ばしとばかりにぐずぐずしていたらいつの間にか7月も半ばで今年のMIDI検定1級出願期間がとっくに始まっていた。もうそんな季節ですか...

MIDI検定試験1級案内

実施時期については例年通り概ねお盆のタイミングを含む期間で特に変わったところはないが、制作物の提出形態がついに、というかやっと今頃になってオンライン・クラウド対応になったことは特筆すべきと思う。

注)受験案内には「提出用の CD-R を2枚ご用意ください。」とありますが、納品はネットワーク経由での納品に変更となります。必要なデータをサーバー(dropboxを予定)にアップロードしていただく形となります。 詳細については受験者に配布される制作課題規定書等に記載の予定です。

Dropboxの利用は大いに結構だが、もっと早くからオンライン対応すべきだったのではないかと少々呆れる。

私が受験・合格した2018年には、確か2枚のCD-R(1枚はMIDIファイル保存用、もう1枚はオーディオ用だったな、確か)に焼き付けて郵送提出したことを今でも覚えてる。その対応のために、CD-Rの5枚セットとか郵送用のクッション付封筒もわざわざ無駄に買い揃えねばならず、なんとも時代遅れで大いに辟易したものだ。しかし今後はクラウドに即アップで出せるので、期限ギリギリまで制作時間を確保できるのは受験者にとって朗報ではなかろうか。

コロナ禍の混乱もあってか受験者数はおそらく昨年は最低を更新したと思われるが、その後状況が劇的に好転しているわけでもなく、また前提資格である2級の実施形態がイレギュラーな状態を脱していないので、今年もそのまま低調を維持する可能性はある。

個人的な意見としては、兎にも角にも2級の正常化が早く待たれるところだと思う。というのも、MIDI検定はある意味で2級が一番学習内容が充実しており、2級まで到達すればMIDIの基礎知識は十分体得できる講座になっているからだ。裏返せば、MIDIのスキル習得だけを考えれば1級は特に必要性を感じられない。