私も愛用している Studio One がついに、というかやっとバージョン6へ更新された。
しかしよく見ると、今回リリースされた新機能のほとんどはProfessional版でしか利用可能ではないので、すでにProfessional版のバージョン5を使用中のユーザは是非ともアップグレードすればよいと思うが、自分のようにArtist版ユーザだと正直そのままArtist版の状態でバージョン6へアップグレードするメリットはほとんどないのでは、という印象です。
Artist版*1のままバージョン6へ移行する価格は6,820円と安価な上に、今回アップグレードではもちろん新機能追加だけではなく、バグ修正やパフォーマンス改善などの見えないところでの改良も多々盛り込まれているはずなので損はないのでしょうが、現時点では個人的にはちょっとインセンティブが足りない。
さりとてProfessional版は自分のようなアマのDTMerには明らかにオーバースペックかつ過剰投資で勿体無いことこの上ないのも事実である(だからこそ昨年購入時に敢えてArtist版を選んだのですが)。
毎回お布施は辛いなぁ...
これはDAWユーザの宿命で、Studio One に限らず2、3年だかに1回巡ってくるメジャー更新の度にアップグレード追加投資を迫られるのは、ユーザとしては結構辛いし面倒だし癪に触る*2。
そういう観点からも考えると、Macユーザならば Logic Pro X にしておいた方がよかったかも、という後悔と反省がありますね。
あと今更ながらの指摘だが、Studio One だと一から真っ新の状態で楽曲を制作することになり、これは素人ユーザだとなかなか厳しい環境であって、制作意欲が刺激されない状態に陥る。なので、気がついたら Garage Band を弄っていたりする日々。