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DAW悪戦苦闘記

DAWやMIDIを通じてDTMを楽しむ記録。MIDI検定試験にもチャレンジするなり。

ナチュラルの指定とその有効範囲

前回の続き。本例題曲(第15回MIDI検定2級2次試験練習曲No.1)のスコアではナチュラルが多用されているので、それについて補足しておく。

daw-jones.hatenablog.com

MMLによるナチュラルの指定方法

本曲の調性に基づきFの音にはシャープが付く。すなわち G Major である。オルガンおよびギター・パートのスコアを見ると、このFのノートにナチュラルが多数付いているので要注意である。 

ナチュラルについても、シャープやフラットなどの他の臨時記号同様に、同一小節・同一ピッチ有効というルールを踏襲する。

MMLにおいてナチュラル化する際は、該当ノートの右隣に*(アステリスク)を付ける。ただし、MMLには小節概念がないので、すべての該当ノートに対して明示的に*を付ける必要がある。これはシャープやフラットも同様である。

たとえば下例の場合、MMLではrg^12 f*f*g rg^12 f*^12gと記述すればよい(l12と宣言済みとする)。

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本例題曲について蛇足

本曲は、連符入力と臨時記号の正確な解釈が問われる練習曲である。

特にオルガン・パートは5連符や6連符も登場するなど一見複雑に見えるが、前回書いた連符入力のルールや、上述のナチュラルの解釈・記述方法を押さえておけば、とりたてて困難ではないと思う。コントロール・チェンジ(CC#11エクスプレッション)がオルガン・パートの2箇所にしか登場しないことを考えると、むしろ簡単な部類に入るかもしれない*1

*1:ノート入力を容易に感じるのはMMLで記述しているからであって、DominoやDAWのピアノロール・インターフェースを使って一から入力していくのは相当手間がかかるであろう。