DAW悪戦苦闘記

DAWやMIDIを通じてちまちまとDTMを楽しむ記録+MIDI検定1級到達記

Studio One Pro版アップグレード半額キャンペーン

私は2年以上前に Studio One のArtist版を入れたっきり全然アップグレードも何もしていなかったのだが、先ごろ日本の代理店ではなく本家PreSonusより2月末まで有効のPro版アップグレード半額キャンペーンの案内メールを受信。

daw-jones.hatenablog.com

半額につき¥19,800ポッキリとある意味激安なため思わず衝動買いしそうになったのだが、熟慮の上で思い止まった次第。セールは安いというただそれだけの理由で脊髄反射的にポチッとやりかねないので皆さんも気をつけてください(苦笑)。

昨今のDAWは対象ユーザ層や用途に応じて複数エディションを用意しているのが普通だが、私のような趣味アマチュア・ユーザにとって最上位版は往々にして過剰スペックであることが多い。今回のPro版アップグレードを見送った理由も正にそれで、自分にとっては下図に掲げられた紹介機能のほぼ全てが無用の長物に写ったからだ。

唯一音源類の充実は魅力を感じもするが、しかしループ素材をてんこ盛りで備えても検索が追いつかずに実はほとんど使いこなせないということが経験上わかっているので、これとて正直ありがた迷惑なおまけに過ぎない。Melodyneもボーカル入力やらない自分にとっては white elephant だ。

それと金額的にはArtist版の初期導入費用(当時税込¥10,600)と合わせるとトータルで¥30,400となり、これは奇しくも現在の Logic Pro X の価格¥30,000(円安で2年前より¥6,000値上げになっている)とほぼ同額である*1。機能面でも Logic Pro X とほぼ同等。ただ、大きく異なるのは Studio One の場合はアップグレードという名の無限お布施を強いられるが Logic Pro X は無償更新を受けられる、という点である。どちらが有利かは言わずもがな。

*1:厳密には Studio One Artist版導入費用は埋没原価になるので投資比較としては Studio One Proアップグレード ¥19,800 vs  Logic Pro X 新規導入 ¥30,000 となるが。