MOOC体験雑記と私的結論: Udemyがベスト
昨年は個人的にUdemyの講座をフル活用した一年だったのだが、今年もそうなりそうだという予測と、新年抱負も若干込めつつ下記記事に付け足しのコメントをアップデートしておきたい。なお、ちょうど今現在9日までの新年セール真っ最中だが、私は別にUdemyの回し者ではなくアフィリエートもやっていないので念のため。
MOOCを利用し始めた2018年初期の頃は、もっぱらCourseraとedXのみの利用にとどまっていたのだが、最近この2大MOOCはほとんど利用しなくなってしまった。
振り返ってみるに、やはりこれは時間的要因が一番大きい。CourseraやedXのコースは3ないし6ヶ月の比較的中長期の履修期間を想定してカリキュラムが組まれており、学習時間に関しても1セクションで10ないし20時間前後とかなりボリュームがある。これは課題提出も考えると仕事をしながらの身分ではほとんど無理ゲーに近い。かてて加えて両者ともself-paced受講の仕組みが中途半端なので、とりあえずenrollしてから後で夏季休暇等時間があるときに取り組むといったプランが立てにくい*1。
Udemyの講座は、このような時間的制約、すなわち受講タイミングとペース配分、およびコース全体の(過大な)ボリューム、という2つの制約から概ね解放されるので使い勝手が良い(ボリュームに関してはもちろん講座にも依る)。
micromasters取得とか、どうしてもある程度権威ある修了証が欲しい、といった場合はCourseraかedXがフィットしているだろうが、そうでない場合はUdemyの方がはるかに使い勝手も良く、また実利的・実践的講座が充実している。費用面でも、専門書が一冊3、4千円することを考えると、セール期間中の1,200円とか1,400円の受講価格は破格といってよい*2。
ただし、評価が高くて人気の講座は英語コンテンツが圧倒的に多いので、学習分野によっては英語必須という点でCourseraおよびedXと共通する。