小ネタですが、結論はタイトルの通りで、無償Prime版からArtist版に上げて授かったご利益の一つ。
Prime版にはLimiter2が同梱されていないため、音割れ防止などのためのマスター音圧調整がなかなか捗らず苦心惨憺した記憶がある。たとえばStudioOneを援用した際は、一旦ステム出力した後、プラグインが使えるWaveform無償版にインポートし、フリーのLoudMaxを入れて乗り切るという貧者メソッド(苦笑)で工夫していた。
Limiter2はUI含めてその使い方は概ねLoudMaxと同じですね。基本的にはCeilingとThresholdのパラメータだけ触ればいい塩梅に音圧調整できる。全体の音圧はCeilingにて-1dBとか-2dBという具合にやや抑え気味に設定し、コンプレッサーのかけ具合はThresholdで調節すればよい。Thresholdを低くし過ぎるとダイナミクスが損なわれて波形がいわゆる海苔状態になってしまうのでほどほどに。
プロだともうちょっと高級なmaximizerを入れたりするのが常套手段だろうけど、個人的にはもうこれさえあれば十分という印象である。