DAW悪戦苦闘記

DAWやMIDIを通じてちまちまとDTMを楽しむ記録+MIDI検定1級到達記

第20回MIDI検定2級2次試験(H30)が終了

2019年2月期のMIDI検定2級2次(実技)試験が先週末2月16日から18日にかけて実施され、予定通り終了した模様である。

本番では練習曲No.4に類似したテイストの和風な楽曲であったようで、もし他の練習曲に盛り込まれていた転調や変拍子が入っていなかったとすると結構易しかったのではなかろうか。

daw-jones.hatenablog.com

私はちょうど1年前の前回受験して合格した口だが、その時も一部練習曲にスィング調が初登場し、本番でも出題されるのではないかと身構えたものだが、結局出されなかった経緯を思い出す。練習曲で難しいテーマが取り上げられたとしても本番課題曲ではスルーされる可能性がままあるということである。昨年度受験の体験記は下記ブログ記事などを参考にしてもらえると幸いである。

daw-jones.hatenablog.com

今回の受験体験記については、他のブロガーが書かれた下記記事などが非常に興味深いところだが、コントロール・チェンジの入力に鉛筆描画ツールを用いれば簡単に済むものを課題提出後に気づいた、といったような初心者の悩みどころが赤裸々に綴られている。この辺はやはり過去の練習曲を可能な限り数多く実践演習しておかないと、制作方法にまつわる課題の洗い出しや最適アプローチの習得になかなか結びつかないのではないかと思う。

the-art-of-rock-transcript.com

なお、この方の場合、Finaleで譜面入力したものをCubaseに読み込み、さらに Logic Pro X でベロシティ等追記という一風変わった、なおかつお大尽な感じの複数ツールの組み合わせアプローチを採っているので個人的にはちょっと驚いた。もちろん、どういうアプローチを採ろうが各個人の自由だが、この場合 Logic Pro X は特に必要ない気がしないでもない。

また上記記事中で Expression (CC#11) を使ったデクレッションドおよびクレッシェンドのオン/オフ・タイミングに頭を悩まされている様子が描かれていて、読みながら私の昨年受験期の記憶が蘇ってきていたのだが、127に戻すオフのタイミングは少々早くても次の音符の発音タイミング前であれば全然問題ないはずで、たぶんこの方のデータ入力タイミングでは減点されないのではないかと思う。