数あるiOS版シンセアプリの中でおそらくベスト中のベストと言っても過言ではないオープンソースの Synth One が先日更新され、公式ガイド本で参照される音色(ライブラリ名称は作者名 "Francis Preve")がプリセットで付属するようになった。
ちなみに公式ガイド/チュートリアル本は無償で公開されており、Apple Books でダウンロード閲覧できる。
70ページほどの小冊子で図版が大半を占めるため、1日もあれば一通り読めるボリュームである。現代的なアナログシンセ入門としても使えるのではないだろうか。
なお、iPhoneだと文字サイズが小さくて読みづらいだろうから、iPadもしくはMac上で閲覧することをオススメしたい。
蛇足であるが、Synth One を外部音源として GarageBand と連携した際、まだ依然として GarageBand のアイコンが Synth One のメニューに表示されないようなので、演奏録音後に GarageBand のトラック編集画面へ容易に戻れないのは残念。
MacがARMベースに刷新されたこともあり、将来的にDAW用のプラグインとして Synth One が使えるようになったらとても嬉しいですが。